コヘンルーダ

玉城 和子

2007年06月12日 09:05



古くは沖縄北部で泡盛などに漬け、薬用酒として利用された他、肩こりや腰痛などの湿布に使われていました。
最近でも、泡盛に漬けるから~と大量に苗を買っていかれる方がたまにいらっしゃいます。
防虫作用があります。乾燥してキッチンに吊るすとハエ除けに、庭に植えると虫除けになります。乾燥した葉を本の栞にするとグット
聖書にも登場するらしい。
ハーブティーとしてもどうぞ。
ウイキョウなんかと白和えにしたり、ヒラヤーチーに入れて食べたり出来ます。

家の入口に植えると不幸を遮るとされるヘンルーダRuta graveoiens(ルー、芸香)の親戚です。



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コヘンルーダー

【学名】 Ruta chalepensisi L.var.bracteosa Halacsy     みかん科
【別名】 ウンコウ
【方言名】 イシャナカシグサ
【使用部分】 全草
【薬効】 解毒、かぜ、吐下し、神経痛、リウマチ、痙攣 眩暈 湿疹 しゃっくり
【原産地】 ヨーロッパ南部、イスラエルや地中海沿岸
【栽培のポイント】 日当たりの良いところ
【使用上の注意】 同属のヘンルーダで妊婦禁(溶血性)、皮膚炎(葉や茎の汁)の報告あり。

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