2008年02月28日
白湯とひってぃー
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Hello~ from S'pore -9-
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今日は「白湯」のお話です。
前回のお話の続きです。。
お正月には焼き菓子が欠かせません。(まだ春節の話題?!)
買ったり、頂いたりで、各家庭には結構な種類のお正月菓子があります。
パッケージもシンプルなクッキーやパイナップルタルトたちです。
春節中、マージャンやカードゲームをする家庭も多く、
その際にこのお菓子は大活躍です。
そして、ついついこの焼き菓子を食べ過ぎます。
すると、体が「ヒッティー」という状態になります。
「ヒッティー」ってなに???
なになに?「ヒッピー?ひってぃー?」
この言葉を聞いた大昔、意味をきいてもよく分かりませんでした。
シンガポーリアンが言う「ひってぃ」とは、中国医学(中医学)でいう「陽」のこと。
夫・マル夫と妹子の春節中ある日の会話
マル夫 「妹子、お菓子の食べすぎはダメだよ!焼き菓子はひってぃなんだから」
妹子 「わたしより、マル夫さん、あなたでしょ、それは」
マル夫 「ボクは大丈夫、白湯をガブ飲みしたから。あとコップ2杯は飲むぞ」
妹子 「春節中に体調を崩す人多いよね。咳コンコンしてるもん」
マル夫 「ひってぃ菓子やひってぃ料理を食べ過ぎるからだよ。
妹子も白湯をたくさん飲んで、体調管理をばっちりしないとね!」
シンガポーリアンは、体調が悪い、体調が悪くなりそう?!な時には『白湯』です。
体調が「陽」に傾く、ひってぃな体調の時には、もう!なにはさておき『白湯』なんです。
これは若い人もそう!頭痛でも、私達日本人のように簡単に薬など飲みません。
以前務めていた会社でも、私より若い子達からも、とにかくなにかにつけ
「妹子、白湯をもっと飲まなきゃ~。毎月のあれの時もだよ!」と言われました。
例えば、レストランに行っても「お冷下さい」と同じぐらいに
「Warm water, please :温かいお水を下さい」がポピュラー。
(もちろん女性! 中医学では男性は「陽」、女性は「陰」。な~るほど!)
「陰」と「陽」って、聞いたことがありますよね。
中国古代の自然観から生まれた思想の事で、簡単に言えば、
世の中にあるすべてのものは「陰」と「陽」でできているという考え方のことだそうです。
『簡単!毎日の薬膳 謝敏き(しゃびんき)著 「き」の漢字がサガセナイ。。』より
食べ物に関して、この陰・陽分けは本当に興味深いです!
毎日私達の『お口』に入ってくるものですものぉ。
それがまた自分自身の『健康』に、『直接』つながっています。
中医学では、人間の体にも陰と陽があり、病気になるのはこのバランスが
崩れるからだと考えます。
健康な状態の時には誰もが「陰」でもなければ「陽」でもない
中庸(ちゅうよう)の状態と考え、そのバランスが崩れたときに「陰」に
傾きやすい人を「陰体質」、「陽」に傾きやすい人を「陽体質」に分かれるそうです。
白湯を飲むことによって、『体調を整える』という『とっても簡単な健康法』を
ほとんどのシンガポーリアンは日々の生活で実践しています。
体調に「陽」が強くでると、から咳(dry cough)、痰がからむ、吹き出物、口内炎など。
もっと大きな症状だと血圧が上がる、便秘になりがち、糖尿病だそうです。
「陽」が弱まる(「陰」に傾く)と冷え性、腰痛、下痢や食欲不振など。
私は陰体質で『冷え冷え人間』です。 でも少しずつ確実によくなってきています。
白湯はバランスのとれた消化剤。 アーユルヴェーダでもそうです。
「白湯を飲んで消化力を上げる」とあります。
今後も、この「陰」「陽」の食材について、「毎日の薬膳」の本や
私の日々の生活の中から、お話を広げていきたいと思います。
食生活で体調の変化が少しずつ分かってくると、本当におもしろいですよ。
最後に!私達女性の身近な食べ物の一つに「チョコレート」。←これが
「陽」の最たるものです。
マル夫は『超・危険なスイーツ』といっています。
大好きですが、自己コントロールにコントロールを重ねて、人からもらって
家にチョコがあっても、マル夫はチョコを食べません。
甘党なのに自分に厳しい。すごいね、感心感心。
私はマル夫にかくれて食べるのが好きです。 見つかるとうるさい。
(なんでこそこそ食べなきゃいけないのか?と思ったりもする)
昔、片頭痛がひどかった頃の私は、チョコを食べた後は(大体食べすぎ)
頭痛がありました。 今は偏頭痛もないし、チョコも食べ過ぎないように
します。 チョコ後は白湯です。 マル夫の『白湯チェック』が入りますから!
(隠れて食べても、大体は何故かばれてる)
バレンタインデーで沢山チョコをもらって、食べ過ぎて、なんか体調が
変だったかも。。というモテモテのあなた。 そしてチョコ大好きなあなた~♪
チョコ後は「白湯」です。 忘れないで下さいね!
たくさん飲めない。。と思っても、頑張って少しずつでも
「ふーふー」しながら、白湯を飲んで下さいね♪
今後も「食」についてどんどん書いていきます。
調子に乗って長々になっちいました。
※Hello~ from S'pore は、私の妹「タマキ妹子」のシンガポールからの便りです♪
Hello~ from S'pore -9-
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今日は「白湯」のお話です。
前回のお話の続きです。。
お正月には焼き菓子が欠かせません。(まだ春節の話題?!)
買ったり、頂いたりで、各家庭には結構な種類のお正月菓子があります。
パッケージもシンプルなクッキーやパイナップルタルトたちです。
春節中、マージャンやカードゲームをする家庭も多く、
その際にこのお菓子は大活躍です。
そして、ついついこの焼き菓子を食べ過ぎます。
すると、体が「ヒッティー」という状態になります。
「ヒッティー」ってなに???
なになに?「ヒッピー?ひってぃー?」
この言葉を聞いた大昔、意味をきいてもよく分かりませんでした。
シンガポーリアンが言う「ひってぃ」とは、中国医学(中医学)でいう「陽」のこと。
夫・マル夫と妹子の春節中ある日の会話
マル夫 「妹子、お菓子の食べすぎはダメだよ!焼き菓子はひってぃなんだから」
妹子 「わたしより、マル夫さん、あなたでしょ、それは」
マル夫 「ボクは大丈夫、白湯をガブ飲みしたから。あとコップ2杯は飲むぞ」
妹子 「春節中に体調を崩す人多いよね。咳コンコンしてるもん」
マル夫 「ひってぃ菓子やひってぃ料理を食べ過ぎるからだよ。
妹子も白湯をたくさん飲んで、体調管理をばっちりしないとね!」
シンガポーリアンは、体調が悪い、体調が悪くなりそう?!な時には『白湯』です。
体調が「陽」に傾く、ひってぃな体調の時には、もう!なにはさておき『白湯』なんです。
これは若い人もそう!頭痛でも、私達日本人のように簡単に薬など飲みません。
以前務めていた会社でも、私より若い子達からも、とにかくなにかにつけ
「妹子、白湯をもっと飲まなきゃ~。毎月のあれの時もだよ!」と言われました。
例えば、レストランに行っても「お冷下さい」と同じぐらいに
「Warm water, please :温かいお水を下さい」がポピュラー。
(もちろん女性! 中医学では男性は「陽」、女性は「陰」。な~るほど!)
「陰」と「陽」って、聞いたことがありますよね。
中国古代の自然観から生まれた思想の事で、簡単に言えば、
世の中にあるすべてのものは「陰」と「陽」でできているという考え方のことだそうです。
『簡単!毎日の薬膳 謝敏き(しゃびんき)著 「き」の漢字がサガセナイ。。』より
食べ物に関して、この陰・陽分けは本当に興味深いです!
毎日私達の『お口』に入ってくるものですものぉ。
それがまた自分自身の『健康』に、『直接』つながっています。
中医学では、人間の体にも陰と陽があり、病気になるのはこのバランスが
崩れるからだと考えます。
健康な状態の時には誰もが「陰」でもなければ「陽」でもない
中庸(ちゅうよう)の状態と考え、そのバランスが崩れたときに「陰」に
傾きやすい人を「陰体質」、「陽」に傾きやすい人を「陽体質」に分かれるそうです。
白湯を飲むことによって、『体調を整える』という『とっても簡単な健康法』を
ほとんどのシンガポーリアンは日々の生活で実践しています。
体調に「陽」が強くでると、から咳(dry cough)、痰がからむ、吹き出物、口内炎など。
もっと大きな症状だと血圧が上がる、便秘になりがち、糖尿病だそうです。
「陽」が弱まる(「陰」に傾く)と冷え性、腰痛、下痢や食欲不振など。
私は陰体質で『冷え冷え人間』です。 でも少しずつ確実によくなってきています。
白湯はバランスのとれた消化剤。 アーユルヴェーダでもそうです。
「白湯を飲んで消化力を上げる」とあります。
今後も、この「陰」「陽」の食材について、「毎日の薬膳」の本や
私の日々の生活の中から、お話を広げていきたいと思います。
食生活で体調の変化が少しずつ分かってくると、本当におもしろいですよ。
最後に!私達女性の身近な食べ物の一つに「チョコレート」。←これが
「陽」の最たるものです。
マル夫は『超・危険なスイーツ』といっています。
大好きですが、自己コントロールにコントロールを重ねて、人からもらって
家にチョコがあっても、マル夫はチョコを食べません。
甘党なのに自分に厳しい。すごいね、感心感心。
私はマル夫にかくれて食べるのが好きです。 見つかるとうるさい。
(なんでこそこそ食べなきゃいけないのか?と思ったりもする)
昔、片頭痛がひどかった頃の私は、チョコを食べた後は(大体食べすぎ)
頭痛がありました。 今は偏頭痛もないし、チョコも食べ過ぎないように
します。 チョコ後は白湯です。 マル夫の『白湯チェック』が入りますから!
(隠れて食べても、大体は何故かばれてる)
バレンタインデーで沢山チョコをもらって、食べ過ぎて、なんか体調が
変だったかも。。というモテモテのあなた。 そしてチョコ大好きなあなた~♪
チョコ後は「白湯」です。 忘れないで下さいね!
たくさん飲めない。。と思っても、頑張って少しずつでも
「ふーふー」しながら、白湯を飲んで下さいね♪
今後も「食」についてどんどん書いていきます。
調子に乗って長々になっちいました。
※Hello~ from S'pore は、私の妹「タマキ妹子」のシンガポールからの便りです♪
Posted by 玉城 和子 at 08:25│Comments(0)
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