2006年11月11日

甘くなるハーブ

ステビア

甘くなるハーブがあるなんて驚きますね。1葉食べてみてください、予想以上の甘さにびっくりです。色々なハーブティーや紅茶に少し入れるだけで、美味しさ倍増です。しかも低カロリー!ハーブティーに使う時は、花も茎も葉も他のハーブと一緒にポットに入れてお湯をかけて下さい。ただし、他のハーブの1/5くらいの量で十分。2~3人分なら3枚くらいで十分です。
栽培は、水はけに注意。根腐されしやすいので、ハーブ用の土を使い、水遣りも毎日は厳禁。土が乾いたらあげましょう。


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ステビア(学名: Stevia rebaudiana)  英名 stevia

パラグアイ原産 キク科、ステビア属の多年草
有効成分:ステビオサイド(テルペノイド配糖体)

ペルーの先住民は避妊に使用したとされるがその後の研究で避妊効果は否定された。
また、腸の悪玉活性酸素LOOHの抗酸化力は緑茶の7倍といわれています。
ステビオサイドは砂糖の200から300倍の甘味度を持ち、4kcal/gという低カロリーであるため、ダイエットや糖尿病患者用に砂糖の代わりとして用いられています。
ハーブとしては、糖尿病や高血圧の治療や利尿薬、強心薬として利用されています。
醤油の製造にも用いられています。
原産国パラグアイでは古くからマテ茶などに甘味を加えるためや薬草として用いられてきました。整腸剤として、また全身に塗って美容や虫除けとしても利用てきました。
アメリカやEU、シンガポール、香港などでは、ステビアの抽出物に発がん性があるということで食品添加物には認められていません。しかし、日本の厚労省が中心となって、国連機関に働きかけ、ステビア甘味料の暫定ADI(それ以下では有害な影響がない限界値)が設定され、国際的にステビアの安全性が完全に認められました。アメリカでは食品添加物には認められていないが、サプリメントとして市場に出回っています。

2006年5月に行われた「第49回日本糖尿病学会年次学術集会」にて、千葉大学薬学部の研究グループにより、ステビアがⅡ型糖尿病の原因とされる「インスリン抵抗性」を改善する可能性があるという、自然抽出物では世界初めての発表がありました。
他にも東北大学からはヒスタミンの解毒作用も確認されています。


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Posted by 玉城 和子 at 12:28│Comments(0)ハーブ
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