2006年11月12日
甘くなるハーブ 2

他にも甘くなるハーブがありました。その名もスイートハーブメキシカン。アステカ人の甘味料という意味です。覚えやすい名前ですよね。
他のハーブと一緒にお湯をかけてハーブティーに。花も茎も葉も一緒に使って下さい。ステビアを同じです。
味はステビアよりほんの少~し苦味があるかなー。私の気のせいかしら。でも、ステビアに比べての最大のメリットは育てやすさ。ステビアで失敗した人もこれなら大丈夫!かってに茎ががどんどん伸びていきます。気づいたら花壇中に広がりそうな勢い。しかも、土に触れた茎からは根っこが出ているじゃないですか。油断すると大量繁殖しそうですね。この辺がステビアと違うところでしょう。
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スイートハーブメキシカン(学名 Lippia dulcis) 別名 メキシカンリピア
クマツヅラ科 イワダレソウ属 多年草
メキシコ、グアテマラ原産
英名Aztec Sweet Herb (アズテックスイートハーブ)はアステカ人の甘味料という意味。その名のとおり葉をかむと不思議な甘みを感じます。葉と花はカンゾウの根に似た甘味と芳香があり、hernandulcin(砂糖の1000倍の甘さ)を含みます。
中央アメリカでは甘い根をガムの様に噛み物にしたり、キューバでは植物の汁をタバコの紙に染み込ませて香り付けに利用していました。また、原産地では、マテ茶の甘味料として用いられ、気管支の疾患、特に百日咳などの薬に使わているようです。
レモンバームの仲間。種子が付かない植物なので、挿し木で増やします。水はけ・日当たりのよいのを好みます。 寒さに弱い以外は比較的栽培しやすい植物です。
夏の開花期が一番香りが高いので、保存するならその時ドライ保存に。
Posted by 玉城 和子 at 21:32│Comments(0)
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