2006年12月26日
ピリンアレルギー
薬局で「ピリンアレルギーです~という方のほとんどが、
ピリンアレルギーではありません。
実は、「アスピリンアレルギー」がほとんど。
えっあっているじゃないと思うでしょ?
でも、アスピリン=ピリンではないのですよ。
ここ大事。
大抵、バファリンで目が腫れたして、成分がアスピリンだから
ピリンアレルギーと思い込んでしまうんですよね。
だってピリンてついているんですから、紛らわしいですよね。
何度もいいますが、違いますよ~。
現在、ピリン系解熱鎮痛薬は、アンチピリン、アミノピリン、スルピリン、イソプロピルアンチピリン(IPA)があります。
今度は、アンチがつくのにピリン系なんですよ。
ドラッグストアで買える市販薬にはイソプロピルアンチピリン(IPA)などがあります。
病院でも、内服が2~3種類、注射剤が1つくらいととても少なく、あまり使われません。
ピリンアレルギーではありません。
実は、「アスピリンアレルギー」がほとんど。
えっあっているじゃないと思うでしょ?
でも、アスピリン=ピリンではないのですよ。
ここ大事。
大抵、バファリンで目が腫れたして、成分がアスピリンだから
ピリンアレルギーと思い込んでしまうんですよね。
だってピリンてついているんですから、紛らわしいですよね。
何度もいいますが、違いますよ~。
現在、ピリン系解熱鎮痛薬は、アンチピリン、アミノピリン、スルピリン、イソプロピルアンチピリン(IPA)があります。
今度は、アンチがつくのにピリン系なんですよ。
ドラッグストアで買える市販薬にはイソプロピルアンチピリン(IPA)などがあります。
病院でも、内服が2~3種類、注射剤が1つくらいととても少なく、あまり使われません。
さて、バファリンアレルギーは、また難しい。
薬局の問診時そういわれると、いつもどっちだろう?と想像します。
バファリンは、アスピリンとアセトアミノフェン2つ成分があります。
アスピリンは、小児やインフルエンザや麻疹などのウイルス性疾患時使用すると、
副作用が起きることがあります。また、血液の流れをよくするので、血栓予防薬としても使われます。
アセトアミノフェンは、時期を選べば妊婦さんや授乳婦さんでも使用することができる比較的安全な解熱鎮痛剤です。小児の解熱鎮痛薬の代表です。坐薬や粉薬があります。
●市販用
大人用バファリン=アスピリン
小児用バファリン=アセトアミノフェン
●病院用
大人用バファリン=アスピリン・・大人用解熱鎮痛薬
バファリン81、バイアスピリンなど
(小児用バファリンから10年ほど前に名称変更)=アスピリン・・血栓予防薬
参考:カロナール、ナパ、アンヒバ
=アセトアミノフェン・・小児・大人用解熱鎮痛薬
バファリンでアレルギーを出した方は、
病院用か市販用か、大人用か小児用か教えて下さいね。
成分が分かれば成分教えて下さい。
薬局の問診時そういわれると、いつもどっちだろう?と想像します。
バファリンは、アスピリンとアセトアミノフェン2つ成分があります。
アスピリンは、小児やインフルエンザや麻疹などのウイルス性疾患時使用すると、
副作用が起きることがあります。また、血液の流れをよくするので、血栓予防薬としても使われます。
アセトアミノフェンは、時期を選べば妊婦さんや授乳婦さんでも使用することができる比較的安全な解熱鎮痛剤です。小児の解熱鎮痛薬の代表です。坐薬や粉薬があります。
●市販用
大人用バファリン=アスピリン
小児用バファリン=アセトアミノフェン
●病院用
大人用バファリン=アスピリン・・大人用解熱鎮痛薬
バファリン81、バイアスピリンなど
(小児用バファリンから10年ほど前に名称変更)=アスピリン・・血栓予防薬
参考:カロナール、ナパ、アンヒバ
=アセトアミノフェン・・小児・大人用解熱鎮痛薬
バファリンでアレルギーを出した方は、
病院用か市販用か、大人用か小児用か教えて下さいね。
成分が分かれば成分教えて下さい。
Posted by 玉城 和子 at 15:00│Comments(4)
│健康情報
∴ この記事へのコメント
はじめまして、こんばんは。のりりんと申します。
今年の5月にいつも椎間板ヘルニアで常用している、ロキソニンでアナフィラキシーを起こしました。
全身症状が出ていないところはないというくらい、足の先から頭のてっぺんまでの蕁麻疹と、呼吸困難、腹痛、下痢、眼球が腫れる、顔がパンパンになるなどの状態になりました。
医師の診断はアスピリン不耐によるアナフィラキシーだと言われました。
使えるクスリを探す検査には2週間を要するらしく、小さな子どもを抱える私としては、すぐにはいお願いしますとは言えず、検査も何もしないまま、今に至っています。
幸い季節がいいので風邪などの心配はありませんが、椎間板ヘルニアの症状が悪化したときや、冬にインフルエンザになったときなどが、とても心配です。
漢方薬で腰や筋肉の痛みに効く薬があったり、解熱剤のようなものがありましたが、漢方薬なら飲んでも安全でしょうか?
どうかよいアドバイスをいただけないでしょうか?
今年の5月にいつも椎間板ヘルニアで常用している、ロキソニンでアナフィラキシーを起こしました。
全身症状が出ていないところはないというくらい、足の先から頭のてっぺんまでの蕁麻疹と、呼吸困難、腹痛、下痢、眼球が腫れる、顔がパンパンになるなどの状態になりました。
医師の診断はアスピリン不耐によるアナフィラキシーだと言われました。
使えるクスリを探す検査には2週間を要するらしく、小さな子どもを抱える私としては、すぐにはいお願いしますとは言えず、検査も何もしないまま、今に至っています。
幸い季節がいいので風邪などの心配はありませんが、椎間板ヘルニアの症状が悪化したときや、冬にインフルエンザになったときなどが、とても心配です。
漢方薬で腰や筋肉の痛みに効く薬があったり、解熱剤のようなものがありましたが、漢方薬なら飲んでも安全でしょうか?
どうかよいアドバイスをいただけないでしょうか?
Posted by のりりん at 2008年07月25日 00:06
のりりんさん
こんにちは。
アナフィラキシーを起こしたんですね。
本当に死に至ることのある重篤な副作用です。大変な思いをされましたね。
①まずは、漢方薬の中にも腰痛等に使用されるものもあります。
体質や症状により異なるので、これが腰痛の漢方薬ですとは言えません。
漢方専門医等の診察が必要でしょう。
漢方では解熱剤という発想自体がなく、葛根湯などは逆に熱を上げてその熱自体で病原体を殺す作用を利用しています。
②そして、安全に使用できる痛み止めを探す
これは主治医と同じ意見です。
交通事故や急病などでどうしても必要だったときに非常に困ります。
新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)も差し迫っています。
安全に飲める痛み止めを調べる方法は入院しかありません。
方法として、まずは比較的安全そうな薬や副作用の出た薬とは系統の違うものを選び、1/1000など非常に少ない量から内服して反応が無いことを確かめていきます。もし副作用が出たときにも、入院中ならすぐ気道確保や血圧維持できます。
③お薬手帳の活用
これは重篤な副作用を持つ人には絶対必要です。
飲んだ薬の履歴を取る理由は、相互作用のチェック、重複の未然予防ですが、
のりりんさんのような方は、安全に飲める薬のリストにもなります。
以上です。
まずは、小さなお子さんがいるからこそ、早めに入院して安全な薬を確認してはいかがでしょうか。
冬場に入りインフルエンザや風邪が流行してからは、お子さんも風邪を引いたりして身動きが取れなくなりやすいですよね。
ご主人がお仕事の時は、ファミリーサポートセンターなど活用されてはいかがでしょうか。
7/25の沖縄タイムスに、経済的理由でサポートセンターを使用できない方にてぃーだ基金という助成団体の記事もありました。
私の知り合いも緊急手術の際、預かってもらいましたよ。
アナフィラキシーは病気で、入院が必要だと発想を転換してみてはいかがでしょうか。
お子さんにとってもお母さんが元気なのが一番ですよ。
こんにちは。
アナフィラキシーを起こしたんですね。
本当に死に至ることのある重篤な副作用です。大変な思いをされましたね。
①まずは、漢方薬の中にも腰痛等に使用されるものもあります。
体質や症状により異なるので、これが腰痛の漢方薬ですとは言えません。
漢方専門医等の診察が必要でしょう。
漢方では解熱剤という発想自体がなく、葛根湯などは逆に熱を上げてその熱自体で病原体を殺す作用を利用しています。
②そして、安全に使用できる痛み止めを探す
これは主治医と同じ意見です。
交通事故や急病などでどうしても必要だったときに非常に困ります。
新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)も差し迫っています。
安全に飲める痛み止めを調べる方法は入院しかありません。
方法として、まずは比較的安全そうな薬や副作用の出た薬とは系統の違うものを選び、1/1000など非常に少ない量から内服して反応が無いことを確かめていきます。もし副作用が出たときにも、入院中ならすぐ気道確保や血圧維持できます。
③お薬手帳の活用
これは重篤な副作用を持つ人には絶対必要です。
飲んだ薬の履歴を取る理由は、相互作用のチェック、重複の未然予防ですが、
のりりんさんのような方は、安全に飲める薬のリストにもなります。
以上です。
まずは、小さなお子さんがいるからこそ、早めに入院して安全な薬を確認してはいかがでしょうか。
冬場に入りインフルエンザや風邪が流行してからは、お子さんも風邪を引いたりして身動きが取れなくなりやすいですよね。
ご主人がお仕事の時は、ファミリーサポートセンターなど活用されてはいかがでしょうか。
7/25の沖縄タイムスに、経済的理由でサポートセンターを使用できない方にてぃーだ基金という助成団体の記事もありました。
私の知り合いも緊急手術の際、預かってもらいましたよ。
アナフィラキシーは病気で、入院が必要だと発想を転換してみてはいかがでしょうか。
お子さんにとってもお母さんが元気なのが一番ですよ。
Posted by 玉城 和子 at 2008年07月26日 07:59
お返事ありがとうございます。
やっぱり入院して調べるほかはないんですね。地元で漢方外来のある病院をみつけました。
まずはそちらでお話をきいてみたいと思います。
お薬手帳も持ちます。今までこんなに丁寧に詳しく言ってくれる人がいなかったので、とても嬉しいです。細かなアドバイスをありがとうございました。
やっぱり入院して調べるほかはないんですね。地元で漢方外来のある病院をみつけました。
まずはそちらでお話をきいてみたいと思います。
お薬手帳も持ちます。今までこんなに丁寧に詳しく言ってくれる人がいなかったので、とても嬉しいです。細かなアドバイスをありがとうございました。
Posted by のりりん at 2008年07月30日 22:50
のりりんさん、こんばんわ。
今元気であれば、後ででもいいやと思ってしまいがちですね。
私も結構後回しにしてしまう方です。
でも、「備えよ常に」です。
特に、今年にも新型インフルエンザが流行る可能性があります。
是非是非、今のうちに調べておくことをおすすめします。
解熱鎮痛剤と抗生剤に重篤な副作用がある方は、本当に何が飲めるのか知っておくことが大事です。
今日、漢方の講演会に丁度参加しました。
選べば痛み止めになる漢方薬はいくつかあるようです。
漢方薬ですから、体質や病気の状態で選ぶものが変わります。
その選択は専門家でないと、「ハズレ」も多いですから、是非漢方専門医または専門の薬剤師にご相談下さい。
私も薬剤師ですが、ちょっとかじった程度なので、アドバイスできないのが残念です。
それから、お薬手帳は、どこの薬局でも作ってくれます。
是非、これからでも履歴を取って下さい。
それにしても、私達薬剤師ももっとよく患者さんの声を聞かないと駄目だなーと考えさせられました。
あまりアドバイスできませんでしたが、何かありましたら、懲りずにお気軽にご相談下さい。
今元気であれば、後ででもいいやと思ってしまいがちですね。
私も結構後回しにしてしまう方です。
でも、「備えよ常に」です。
特に、今年にも新型インフルエンザが流行る可能性があります。
是非是非、今のうちに調べておくことをおすすめします。
解熱鎮痛剤と抗生剤に重篤な副作用がある方は、本当に何が飲めるのか知っておくことが大事です。
今日、漢方の講演会に丁度参加しました。
選べば痛み止めになる漢方薬はいくつかあるようです。
漢方薬ですから、体質や病気の状態で選ぶものが変わります。
その選択は専門家でないと、「ハズレ」も多いですから、是非漢方専門医または専門の薬剤師にご相談下さい。
私も薬剤師ですが、ちょっとかじった程度なので、アドバイスできないのが残念です。
それから、お薬手帳は、どこの薬局でも作ってくれます。
是非、これからでも履歴を取って下さい。
それにしても、私達薬剤師ももっとよく患者さんの声を聞かないと駄目だなーと考えさせられました。
あまりアドバイスできませんでしたが、何かありましたら、懲りずにお気軽にご相談下さい。
Posted by 玉城 和子 at 2008年07月31日 00:32