2008年01月22日

漢方の風邪薬

母が風邪気味です。鼻水びーびーしています。
早く寝ればいいのに、サスペンスを見てから寝ました。

母は、自分の風邪には、漢方2番が効くと思い込んでいるので、いつも「2番ちょうだい」と言います。

医療用漢方薬には、番号がついています。
ツムラでもクラシエ(旧カネボウ)でも、テイコクでも小太郎でも同じ番号です。
例えば、葛根湯は1番、2番は葛根湯加川芎辛夷です。

さて、風邪の漢方薬についての話です。
葛根湯は最近では病院でも使われるようになりました。
風邪の初期によく効きます。
でも、4~5日経った風邪には効きにくいです。
とにかく風邪の初期なんです。
その後は、小青竜湯や桔梗湯など症状に合わせた漢方がお勧めです。

薬箱に葛根湯を備えておくと、冬は役に立ちますよ。
私は、かばんに1包入れています。
早ければ早いほど効きますから。


麻黄湯 → 風邪のひき始めに頭痛、寒け、発熱と同時に手足の関節などが痛む場合に

葛根湯 → 風邪のひき始めで、汗が出なかったり首や肩が凝ったりするときに

葛根湯加川芎辛夷 → 鼻づまりの風邪

小青竜湯 → 鼻水の風邪

桔梗湯 → のど痛

麦門冬湯 → 痰の切れにくい咳、ぜーぜー

十全大補湯 → 長引く風邪


風邪というとすぐ抗生剤をもらいに病院に行く人がいますが、こういう備えをしてみるといいかも。
何でもかんでも、風邪の引き始めから病院に受診すると、医療費はどんどん上がりますよね。
高熱だとか、風邪が悪化しているとか、脱水起こしているとかひどい症状の時だけ病院にいく方がいいんじゃないでしょうか。
漢方薬や市販のお薬でも風邪は治せますよ~ニコニコ
一番の薬は、睡眠かな。


同じカテゴリー(健康情報)の記事
認知症アロマ
認知症アロマ(2014-09-21 11:11)

ピッタの季節
ピッタの季節(2014-09-18 17:16)

断食
断食(2014-09-09 16:13)


Posted by 玉城 和子 at 08:25│Comments(0)健康情報
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。